パチンコ産業と私【2023-11-25更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産

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パチンコ産業と私
2023年11月のニュース

パチンコ産業と私vol.187

 10月30日パチンコ大手のガイアが、民事再生法の適用を申請したとのニュースが報道されました。ガイアと言えば、マルハン、ダイナムに次ぐ業界3番手でした。負債総額は関連会社を入れると1000億円以上とのことで、パチンコ運営会社では過去最大の倒産とのことです。そして、たまたまではあるのですが、私は学生時代、ガイアとは2度ご縁がありました。一つはカラオケのバイトで、もう一つは、配送の仕事でした。

 ガイアは元々花見川区作新台で創業したかと思いますが、パチンコホールの運営だけではなく、当時はカラオケも運営しておりました。家の近くということもあってカラオケ店で2年位お世話になりました。確か当時は4店舗を経営していたと思います。そこから月日は流れ、また、バイトを探していたところ、夜からの配送で時給の高い仕事を見つけました。入るまで気づきませんでしたが、ガイアの子会社の配送業者でした。ちょうど店舗の拡大を進めていた時期でもあり、会社は花見川区だったのですが、配送先は、東京、神奈川が増えていき、当時は他のバイトの人に比べ、自分が若かったということもあり、毎日のように東京、神奈川に配送に行っておりました。それこそ深夜の3時、4時になることもあったのですが、パチンコホールのスタッフも、その時間まで普通に働いていました。

 図らずも、ガイアの仕事に携わったわけですが、学生時代はパチンコの打ち手としても日々ホールを駆け巡っていました。仲間で色々な情報を共有して、それなりに勝っていました。しかしながら、何事もそうですが、勝つためには努力が必要です。新装開店の情報は当たり前ですが、釘読み、台のスペックも把握しないといけません。その頃は、パチンコ攻略の情報誌が愛読書でしたが、人気台のスペックはかなり把握をしていました。よく1000円で何回まわるかという話がありますが、常に回転数を数えていましたし、回ると思って、回らないときは、悔しいですが打つのを止めました。そして、ボーダーラインを上回る回転の台で開店から閉店までひたすら打ち続けます。

 パチンコの大当たりはランダム抽選です。スタートチャッカーに入った瞬間、当たりかハズレかを決めています。ランダムですので100分の1の確率で当たるパチンコでも、500回まわして当たらないこともあり得ます。しかしながら、確率は必ず収束します。仕掛けのないコインを投げて、表がでる確率は、回数を増やせば限りなく2分の1に近づくはずです。確率を収束させるためにも、出来る限り長い時間打たないといけません。そして、これは大変な労力なのです。そんなこともあり、いつの間にかパチンコを打つのを止めていました。

 その後、ギャンブル依存症や震災、コロナの問題等があり、パチンコ業界の苦境はニュース等で認識していましが、自分と縁のあったガイアが事実上の倒産ということになりますと、良くも悪しくも、ノスタルジックな気持ちになりました。それと同時に、良い時を知っているだけに、世間の空気の変化や会社を継続することの難しさを感じざるを得ない出来事でした。         

                                       塩田了丈
 

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