貯蓄と老後【2023-03-13更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産

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2017年9月のニュース

貯蓄と老後vol.115

 最近インターネットを見ていると、家計の見直し相談の記事をよく目にします。収入がとても多いのに、貯蓄が出来ないという相談や、もう少し貯蓄を増やしていくためにどうすればいいのかという内容です。マクロでは、デフレ脱却のための金融緩和が引き続き行われており、消費を増加させるための政策が行われておりますが、当たり前ではありますが、身の丈以上に消費してしまう人もいます。しかしながら、共通する悩みは貯蓄に関することが多いようです。

 私自身もお金の管理は苦手です。バイトに励んでいた学生時代は、入った分だけ消費していましたし、バイクや車の購入は全てローンでした。つまりは、負債の方がずっと多かったわけです。そして、全く気にしませんでした。現金はないですが、ほしいという欲求に勝てませんでしたし、ローンという仕組みもありますので買えてしまうわけです。しかしながら、30代に入ってから、そろそろ貯蓄をしないといけないと、単純に思いました。

 私だけでなく、貯蓄の必要性を考える最大の要因は、老後の不安だと思います。年金支給開始年齢も遅くなりました。男性であれば、昭和36年4月2日以降生まれ、女性であれば、昭和41年4月2日以降生まれの人は、65歳からの支給になります。また、支給額もざっくり言えば、夫婦で国民年金と厚生年金を合わせて17万円前後であります。持ち家なのか賃貸なのかにもより、支出の内容は変わると思いますが、何となくギリギリの印象があります。自分の生活でいっぱいにならざるを得ないと思います。

 そこで、やはり計画的な貯蓄が必要になってくるのだとは思いますが、きりがないと言えばそうであります。生活を目いっぱい切り詰めれば、貯蓄は出来ると思いますが、外食も旅行もせず、人との付き合いも乏しい人生は楽しくありません。そして、年金支給開始年齢も、今後さらに遅くなるという事もあり得ます。よって、自分への投資は絶対に必要です。学ぶこともそうですが、人脈はやはり非常に大きいと思います。そんなものまでケチってしまっては、本末転倒になると思います。しかしながら、支出もきりがないといえばそうであります。

 私自身も昔、無料の家計簿ソフトを使ったりしていましたが、続いても3ヵ月が限界でした。初めはやる気に満ち溢れているのですが、途中でめんどくさくなってしまいます。よって、月に一定額は自動的に貯蓄する事を選択し、その他のお金は、余ればラッキーという感じで何とか続けられております。

 しかしながら、老後の不安がなくなれば全て解消されます。年金もそうですが、年を重なれば医療や介護、子供がいれば教育の費用も重くのしかかってきます。日本の財政は悪いので今後、更に国民の負担は、増えていくと言われております。しかしながら、消費税を増税しても、税収が必ず増えるわけではないのと一緒で、老後の安心プランが出来れば、逆に人は、消費にお金をまわせて、税収が増える可能性もあると思います。人任せの話ではありますが、死ぬまで安心できる老後のマスタープランができることを願っております。

塩田了丈


 

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