DX(デジタルトランスフォーメーション)【2023-03-16更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産
DX(デジタルトランスフォーメーション)vol.175
本日は11月12日ですが、昨日サイボウズ株式会社が主催するイベントに参加してきました。イベントのタイトルは【宝島 DXの勇者たち】ということで、DXを推進するためのヒント及びツールを見つけて下さいというものです。DXという言葉ですが、ビジネスニュース等を見ていると、最近は必ずと言っていいほど耳にする言葉となりました。明確な定義はないそうですが、ウィキペディアを参照すると「情報技術の浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる概念」となっていて、2004年にスウェーデンのウメオ大学教授、エリック・ストルターマンが提唱したとのことです。ITやIoTという概念がひと昔前はよく使われておりましたが、今では更にその先をいく概念としてのDXに取って代わってしまったかのような印象です。
何故、イベントに行ったかと言いますと、弊社ではサイボウズが提供する「キントーン」というソフトを使っているからです。データベースを作るソフトですが、汎用性が高く、また操作も容易で、プログラミングが出来なくても、簡単に独自のデータベースが作れます。また、情報を共有しやすく、時としてガラパゴス化してしまう属人的な仕事の見える化にも役立ちます。弊社は社員10人程の会社ではありますが、それでも共有できないケースが多々発生します。結局は、人という事になりますが、十人十色ですし、得手不得手もあります。文句ばかり言っていても仕方がありません。そこで仕組み作りが必要になりますので、ヒントを見つけにイベントに参加してきました。
しかしながら、上記はあくまで、社内の問題であります。お客様には関係ありません。お客様があってこそ、会社が存在しております。上記DXの定義にもある通り、よりサービスを向上させ、オーナー様の収益の増加や経費の削減、また満足度の向上に努めなければなりません。最終的にはそこが目的であり、ソフトは所詮手段でしかありません。そうは言いつつ、私どもの生活は今やソフトウェアに支配されております。ソフトがなければ電気も供給できませんし、車も動きません。また、先日大阪の病院でサイバー攻撃が起きたのは記憶に新しいと思います。
日本は、GDPこそ世界第3位ですが、1人当たりの生産性は先進国の中では低く、2022年度のIMFの統計データによると27位であります。ちなみに一番良い時は2000年の2位で、一番悪い時は2014年の28位となっています。GDPは1人当たりの給料という側面もありますので、給料が上がらないというのは、数字にも表れております。いずれにしても、過去及び他の国と比べて働き方に問題が生じているというのは事実なのだと思います。もちろん、働き方だけでなく既得権益等もあるでしょう。新しい事を行おうとすると、良かれ悪しかれ必ず抵抗が生まれます。出る杭は打たれる、というケースが日本では多いような気がします。DXが全てを解決する訳ではありませんが、お客様により良いサービスを提供するために、今以上に推進していきたいと思います。