コロナが明けてみて【2023-10-15更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産
コロナが明けてみてvol.186
10月に入り、大分涼しくなってきました。9月の末には、子供の運動会がありましたが、まだ残暑が厳しく、午前中で終わるプログラムとなっていました。コロナ禍は、年少以下は午前中、それ以上は午後という開催方式でしたが、今年はコロナではなく暑さの影響で、いつもとは違う開催方法となりました。3回目の運動会となりましたが、もう何が正しい方式なのか分からくなってきます。そいうわけで、初めて合同の運動会を見たわけですが、年長さんの走る姿や演技を見て、学年が1年違うとやれることがだいぶ違うのだなと、つまりは、この時期の子供の成長は、とても速いのだと実感しました。来年は上の子も年長になるわけですが、とても楽しみにしております。
コロナが終わったかどうかは、人それぞれだと思いますが、基本的な人の流れは以前に戻ったと思います。そして、私自身もあまり気にせず生活しております。コロナを総括するのは時期尚早だと思いますが、人々の行動を大きく変化させたのは間違いありません。リモートワ-クやZOOM会議等、働き方が急速に変わりました。巣ごもり需要で、楽器やキャンプも流行りました。不動産の価格もそうですが、株価も上がりました。その他にも特需があったとは思いますが、私自身この時期、電子ピアノの購入を検討したり、キャンプに行こうと考えていたので、とても強く記憶に残っています。また、その当時のキャンプや楽器関連の企業の株価も大きく上昇しておりました。
そして、今年こそはと思いながら、キャンプに行けていない自分がいますが、半年くらい前に買ったキャンプ関連銘柄の株がずっと下がっていました。いつか上がるだろうと思っていましたが、一向に上がる気配がないので、泣く泣く損切りすることにしました。そして、その後さらに下がり続けています。どうやらキャンプブームは終わったようでした。今やその企業の価値は、ピーク時の半分以下となっております。損はしましたが、これから行こうと思っている私からすると、色々なモノの値段が下がると思いますので、良かったのかもしれません。
コロナ禍はAIの普及にも拍車をかけました。休みの日はファミレスによく行くのですが、今、口頭で注文を受け付けるお店は、ほとんどないような気がします。紙に書いたり、タブレットが大半になりました。店頭の受付においても無人のケースが多いですし、会計も然りです。また、実際の品もロボットが運んできたりして、人の手を介さない場面が増えてきています。時代の流れであると感じながらも、少し寂しい気持ちにもなります。そんな中、先日、気の利いた店員さんが、子供がいるからということで受付の席ではなく、別の席を用意してくれたのですが、とても感動しました。少なくとも私はそのようなおもてなしに心が動かされます。
私の言葉ではありませんが、【グッド・ライフ】という本に【良好な人間関係は私たちを幸せにし、健康にし、長生きさせてくれる】という言葉がありました。ほんとうに何気ない言葉だとは思いますが、ハーバード大学での長年の研究結果だそうです。いかに世の中便利になっても、人とのかかわりがないと、幸せもそうですが、満足感も得られないのだと思います。改めてではありますが、私もその気持ちを忘れず、業務に取り組んでいこうと思います。
塩田了丈