仕組み作り【2023-03-13更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産

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2017年5月のニュース

仕組み作りvol.111

 中古本販売大手のブックオフの業績が不振とのニュースがありました。電子書籍、特にコミックの台頭が主な原因だということです。私自身、コミックはほとんど読みませんが、昔古本屋に行くとよくセットでビニールにくるまれていた記憶があります。思えば昔はたくさんの古本屋が街にありました。今やブックオフ等の大手の古本屋しか見かけなくなりました。しかし、大手もここにきて苦戦を強いられているようです。

 私自身も昔は古本屋に行きましたが、今はほとんどネットで買っています。本ばかりではありません。日用品、衣料品、家具、電化製品等もネットで買っています。主に利用しているサイトは、アマゾンです。初めは本ばかり買っていたのですが、気づけば本以外の品揃えも、とても豊富になりました。やはり、常日頃利用しているサイトですので、本以外の物もアマゾンで買う事が多くなりました。

 アマゾンには、マーケットプレイスといって、中古品の個人間売買が出来ます。さすがに本の置き場に困ってきた時、その存在を知りました。私は、本だけしか取引したことはないのですが、ものすごく簡単でした。自分の持っている中古本のタイトルを入力すると、現状売り出されている価格が全て表示されます。もちろん本の状態もあるのですが、基本的には最低価格より10%位安く売り出すと、すぐに注文が入りました。価格が1円になってしまっている本もありますが、読んですぐに売却すると結構いい値段で売れます。むしろ買うときに中古価格の提示もあるので、レビューも参考にはしますが、中古価格が新品よりそんなに下がっていない本は、比較的いい本であるという指標になります。また、専門書等は、古本屋での評価はものすごく低いですが、ネットですと驚くような値段で売れます。

 買いやすさだけでなく、売る仕組みも作ったアマゾンはすごいと思いました。続けた方がいいのは分かっていましたが、本を郵送するのが億劫になり今では全く売っておらず、本が増え続けております。今となっては大半が1円になってしまっていると思います。

 売り主側は少しでも高く、買主側は少しでも安く取引を行いたいというのは当たり前の話です。プラスでそこに利便性があり、例えばブックオフに大量の本を持ち込めば、すぐに現金化できますし、処分も出来ます。しかしながら、現在はそもそも電子書籍が増え、売る本自体がなくなりつつあると同時に、高く売る仕組みがWEB上にあります。ヤフオクしかりですが、最近ではメルカリという個人間売買サイトの人気が高いようです。

 不動産業におきましては以前、何社かオークションサイトを立ち上げましたが、不調に終わっております。当社も川島不動産オークションという会社を立ち上げましたが、うまくいきませんでした。さすがに人生で一番高い買い物をインターネットで決めるのはなかなか難しいものです。やはり不動産業においては人の存在が大切だと思いますので、お客様のご要望に沿えるよう、便利な仕組み作り、接客を心がけていこうと思っております。

塩田了丈


 

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