波乱の相場【2023-03-14更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産

お問い合わせ
2019年1月のニュース

波乱の相場vol.131

 新年明けましておめでとうございます。本年もご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。現在は少し落ち着きましたが、12月の中旬から株価の凄まじい乱高下がありました。米中貿易戦争やFRB議長の発言等、要因はいくつかあると思うのですが、ニューヨークダウが1日で1000ドル下げたのは本当に驚きでした。今回の下げは、リーマンショックを上回る下げ幅のようなので、今後の株価の動きによっては、10月に予定されている消費税増税の判断にも影響を与えかねない状況となっております。

 また、1月3日にはドル円が4円下げるという為替の急落がおきました。FX取引でドル買いのポジションを持っていた投資家は、相当な打撃を受けたのは想像に難くありません。現物取引であれば損害は限定的ですが、証拠金取引ですと預けた金額以上の損失を被りますし、急落すると強制的にロスカットされてしまいます。損失だけでなく、相当な借金を背負ってしまった方も多いのではないでしょうか。改めてFX取引の怖さを思い知らされます。また、パレートの法則があてはまるのか、基本的に8割の人が負け2割の人が勝つと言われております。
 そんなリスクの高い取引ですが、日本では簡単に始められるそうです。欧米等では、ある程度経験を積んだ人でないと証拠金取引は出来ないようなので、日本のルール作りが遅れているという議論も出てきています。私の周りにもブームにのって、FXを始めた友達が何人かいますが、一時的には儲かっても恒常的に儲かっている人はおりません。そして、仮に1億儲かったとしても、今回のような急落が起きれば、簡単に全て飛んでしまいます。

 今回の株乱高下、ドル円の急落はヘッジファンドのせいだと言われております。投資のプロであります。莫大な資金で相場を作ることができ、とても個人では太刀打ちできません。個人がカモにされているといっても過言ではないと思います。

 乱高下がヘッジファンドのせいと言っても、去年の年始に比べれば、株価が軟調なことに変わりはありません。つまりは、未来の景気に対する悲観的な見方です。専門家の話を聞いていると、今年はあまり芳しくないという意見が多いように感じます。株価が全てではありませんが、未来の景気の先行指標であることは間違いありません。少なくとも昨年末からの値動きは、先行きに対する不透明感の表われです。来年は東京オリンピックが開催されます。以前から景気もそうですが、不動産価格もオリンピックまでは大丈夫だろうとの声が多々ありました。今のところは持ちこたえていると思いますが、株価の値動きに不気味さを感じざるを得ません。

塩田了丈

 


 

Information

more

不動産に関する
すべてのサポートを

無料相談をしたい
不動産に関するすべてのサポートを
不動産オーナー様へ
不動産の売却

川島不動産について

「お役に立ちたい」を
モットーに我々は走り続けます

川島不動産店内

PAGE TOP