仕方がない事【2023-03-14更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産
仕方がない事vol.144
新型コロナウイルスのニュースが連日のように流されています。中国武漢市に端を発するウイルスですが、世界的な広がりを見せており、日本国内での感染も確認されております。今後も感染が広がっていく可能性は非常に高いと言われております。死亡率が気になるところでありますが、武漢市では4%程度と高くなっておりますが、全体で言えば今のところ2%程度という事です。それでもインフルエンザの致死率に比べると非常に高い数値ですので、誰でもそうであると思いますが、感染したくはないです。
しかしながら相手はウイルスです。当然に目に見えるものではありません。今回のコロナウイルスの影響で品切れが続出しているようですが、マスクなど簡単にすり抜けてしまいます。昔から風邪(風邪の原因の約80%もウイルスです)の予防には、手洗い、うがい、マスクをつける事と言われておりますが、最近ではそれらの効果は、ほとんどないというのが大勢のようです。つまりは、感染者の近くに行かない以外、有効な予防策はないという事になります。但し、マスクを付けることによって、人に感染させない効果はあるので、風邪を引いたら必ずマスクを付けなければなりません。また、現在アメリカでは、新型コロナよりインフルエンザの脅威に晒されています。つまりは、ウイルスが活発になるこの時期には、あらゆる種類が脅威となります。予防接種も効果がないわけではないですが、異なる型が出てくれば、感染してしまいます。普通の生活をしている以上、万全の策はありません。
そうは言っても、実際にはウイルスに侵されない人の方が多いわけです。私は、43年間で2回インフルエンザにかかりましたが、感染率で考えればとても小さな数値だと思います。また、小さな子供や高齢者は気を付けなければなりませんが、それ以外の人達がインフルエンザ等で亡くなってしまうケースは非常に稀です。問題は、感染してしまった後にどう行動するかです。家族や仕事場の人達にうつさないようにしないといけません。昔は風邪を引いたくらいで休むなという風潮があったと思いますが、今においては、しっかり休むことと、他人に感染させないために、マスクを付けることに尽きるのかなと思います。
昔から『病は気から』という言葉がありますが、本当だと思います。気が張っているときはそもそも病気の事を意識しません。逆に病気であっても、気が張る出来事があると、その間は病気であることを忘れます。また、プラシーボ効果と言って、風邪が治る薬だよと言って、全然関係のない薬を飲んで、治ってしまったりします。人間には元々ものすごい回復力があるわけです。感染しないに越したことはありませんが、時には諦めることも必要なのかなと思います。
塩田了丈