繋がり【2023-03-16更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産

　不動産に限らず、ビジネスで成功する上で、大切なものの一つに人脈があります。もちろん、人脈を築くことは一筋縄にはいきません。相当な努力や人間力が必要であると思います。この人脈の大切さを否定する人はいないと思います。不動産の管理や売却においても、知らない人に頼むよりは、知っている人の方が良いに決まっています。弊社もアパート、マンションの管理から賃貸、売買仲介等を行っておりますが、以前お取引をしていただいた方から、再度お願いされたり、その方がご紹介してくださったりと、何かしらのご縁があることが大半です。本当にありがたい事であります。人の繋がりとは不思議なもので、ある人がある人の知り合いと聞いて、世の中は狭いなと思う事は、皆様も経験があるのではないでしょうか。

　そのような繋がりに関して、研究した人がいて【ケビンベーコンの法則等】と言われております。ケビンベーコンはハリウッドの人気映画俳優であり、知らない人は少ないのではないかと思います。話をまとめると、どの俳優も6人たどれば、ケビンベーコンにいきつくというものです。6次の繋がりとも言われております。それが全人類で考えた場合でも、理論上は6次でつながるというものです。知り合いをたどっていくと、大体6人位で世界中の誰とでも繋がれるという事です。そんなばかなと、思うかもしれませんが、理論上はそうなるようです。

　もちろん、全ての人に当てはまるとは思っておりません。私が仮に知り合いをたどったとしても、どう考えても、トランプ元大統領と繋がるはずはありません。机上の空論と言われる所以ではあると思います。しかしながら、仮に日本で考えてみると、菅首相であれば繋がれそうな気もします。また、SNSを使えばもっと簡単に繋がってしまうかもしれません。もっとも何をもって知り合いか、友達かという事はあるのでしょうが、あの人に頼んでみればと本気で考えてみると、繋がれそうな気もするのではないでしょうか。

　実際、世の中が狭いというのは日々感じることであります。その要因として、ケビンベーコンの法則等も、全くの机上の空論とは言えないと思います。そう考えると、世間話はやはり大事であります。お互いの接点が分かる可能性が広がります。何かしらの形で繋がりを感じれば、親近感も生まれ、それが信頼に変わっていく事になります。不動産の相談の機会は、あまり多いものではないと思いますが、このニュースが、繋がりの一つのきっかけになれば幸いです。

塩田了丈