宅地建物取引士資格試験【2023-03-16更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産

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宅地建物取引士資格試験
2021年10月のニュース

宅地建物取引士資格試験vol.164

 10月17日(日)は宅地建物取引士資格試験になります。前年に続き、コロナの影響で、12月19日(日)にも試験が行われ、合格発表は、それぞれ12月1日、2月9日となっております。弊社の社員も3人、受験する予定です。今回の試験申込受付数は、29万6,518人で前年度比+14.4%とのことです。人気が高い資格の一つですし、不動産業に従事する者であれば、取得するべき資格です。私が取得したのは20年ほど前になりますが、試験の前日に漫画喫茶に行って、徹夜したことを今でもよく覚えています。徹夜での勉強は良くないと言われておりますが、もう来年勉強したくないとの思いから、悪あがきして、結果、合格点ギリギリでした。良く言えば、もっとも効率的に合格したとも言えます。(笑)

 宅建とは別に、超難関資格と言われているものに、弁護士や公認会計士等があります。昔ある人に、超難関資格は人生を棒に振る可能性があると言われたことがあります。つまりは、10年、20年合格できない可能性があると。受かれば良いですが、リスクも高い資格であると言えます。宅建は、人生を棒に振るほど難しい資格ではありませんが、それなりの勉強量が必要です。勉強できる時間にもよりますが、少なくとも半年位はまじめにやらないと受からないと思います。

 勉強に無駄なものはないと思います。学歴なんて関係ないと言われることもありますが、少なくとも、他の人より多く学んでいる事は事実ですので、その他の土俵が同じであるならば、優位に立てる可能性があります。問題は、資格を取ることが目的になってしまった場合なのかなと思います。資格があるのと仕事が出来るのは別物です。仕事においては、より高いコミュニケーション能力が求められます。学歴や資格がなくても、稼いでいる人は、相当にその能力が高いのではないかと思います。むしろ、仕事を行う上で一番重要な要素の一つではないかと思います。

 というのは、資格を取ると出来る事が多くなるかというと、実はそうでもありません。宅地建物取引士であれば、契約締結前の重要事項の説明になります。それだけであります。所要時間とすると30分から1時間程度となります。その他の説明は資格がなくとも出来ます。実際、物件が契約にいたるまでには、様々な業務がありますが、資格を持っている必要はありません。やはり、コミュニケーション能力というか、人間力が重要なわけです。

 だからと言って、資格がなくても良いという話ではありません。上記でも書きましたが、その他の土俵が同じであれば、知識があるに越したことはありません。結局は総合力と言う事になるのかもしれませんが、知識が無駄になるという事は決してありません。弊社の社員も全員合格してもらって、なお一層のお客様の問題解決の一助になれればと思っております。

塩田了丈


 

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