不動産販売 メタバース【2023-03-16更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産
不動産販売 メタバースvol.172
本日は8月6日(土)ですが、もうすぐお盆休みになります。弊社におきましては、8月9日(火)~8月17日(水)まで、お休みとさせていただきます。コロナ禍になり3回目のお盆になりますが、政府の方針もあり、人の行き来は多そうな様相です。私も家族で1泊2日の旅行に行こうと思っております。そうは言っても、コロナ感染者は増加しておりますので、感染対策は万全でと思っております。ここにきて、コロナ対応も変化の兆しがでてきました。2類相当から5類への変更の検討、感染者数の把握や、無症状者や重症者でない人への対応も変わろうとしてきています。正確には変わらざるを得ないという事かもしれませんが。
不動産大手の住友不動産が9月より、メタバースで新築マンションの販売を行う、とのニュースがありました。最近よく耳にするメタバースという言葉ですが、社名をメタに変更した旧フェイスブックが、力を入れている事業ということが思い起こされます。旧フェイスブックと言えば、今年の2月に株式の時価総額が、約26兆円失われたという事で大きなニュースになりました。そして今後はメタバースに活路を見出すとの事でしたが、今のところは苦戦を強いられているようです。
メタバースとは、IT用語辞典バイナリによると、「多人数が参加可能で、参加者がその中で自由に行動できる、通信ネットワーク上に作成された仮想空間のことである」とあります。約20年前に「セカンドライフ」という、今のメタバースの前身と言えるものがありました。当時は、大手○○企業もセカンドライフ上に店を出す等のニュースを見て、とんでもないことが起きていると思っていましたが、いつの間にか話題にならなくなり、記憶から無くなってしまいました。今調べてみるとまだ存在しているようです。
メタバースの定義だけ見ると、何か難しいもののようにも感じますが、ゲームの世界を考えれば、既に多くの人が体験しているのかもしれません。私自身は、オンラインゲームをしたことがありませんが、まさしくゲームの中に自分の分身がいて、その空間内で自由に動かし、知らない人と協力してプレイするという事は普通に行われています。また、オンライン上で仲良くなった人と、リアル世界で会ったりするのも、よくある話だそうです。ドランゴンクエストというゲームが、今でも大人気だと思いますが、同じように自分の分身を動かし、成長(レベルアップ)を楽しみます。
そのような仮想空間が、よりリアルに近づいていくことが、住友不動産が販売をするような、メタバースの世界という事になると思いますが、実際どのような形で実現させるのかは、非常に興味深く思います。不動産の案内というと、お客様を車に乗せて、というのが定番ですが、メタバースが当たり前になれば、ひょっとしたら、案内というものが必要なくなるかもしれません。もちろん直ぐに実現するとは思いませんし、不動産はリアルが重要だという思いもありますが、最終的に選択をするのはお客様になります。時代錯誤にならないよう勉強しなければいけません。
塩田了丈