200号に思う事【2024-12-12更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産

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2024年12月のニュース

200号に思う事vol.200

今年も残すところ20日余りとなりました。[あるある]ですが、毎年1年が早く過ぎ去ってしまう感じを覚えております。人生100年時代とも言われますが、あっという間と言えば、そうかもしれません。また、お陰様でこのニュースが今回で200号を迎える事になりました。月に一度発信しておりますので、年数で言うと、もうすぐ17年という事になります。勝手にこちらから発信しているものではありますが、時には何を書いたらいいか頭に浮かばず、苦労したこともあります。それでも、継続できたのは皆様からの励ましのお言葉です。心より感謝申し上げます。ただ、継続できたと書きましたが、実は2回程お休みさせていただいたことがありました。
私事ではありますが、2022年5月にがんの宣告を受けました。毎年の健康診断は受けていましたが、年齢的にも一度しっかり検査しようと思い、内視鏡検査を受けることにしました。今考えれば自覚症状はあったかもしれませんが、その時はこれで安心しようとの思いでした。それこそ検査が終わったら、盛大に家族でお祝いをする予定でした。しかしながら、検査の途中で先生から良くないものがある、大きい病院に行かなければならないと告げられました。鎮静剤で意識が朦朧としていたこともあり、当初は夢か現実かはっきりしませんでしたが、残念ながら現実でした。その後、先生から説明を受け、病理検査はしていないのですが、経験上、間違いなくがんであり、また初期のものではないと言われました。頭が真っ白になりました。
 その後大きな病院で診察を受け、正式にがんの診断を受けました。すぐに手術したほうが良いとも言われ、日程がどんどん決まっていき、改めて自分の身に起きた事の重大さを実感するとともに、現実を消化できない日々が続きました。その後、セカンドオピニオンも受け、放射線と抗がん剤で消える可能性がある治験を受けることに決めました。治療は順調に進み、がん細胞が見えなくなるまで小さくなり、途中楽観的にもなっていたのですが、現実はそんなにあまいものではありませんでした。最終的にがんは消滅せず、手術をすることになりました。お陰様で手術は無事成功し、今は経過観察中の身であります。
 今思えば、当時は本当に落ち込みました。間違いなく今までの人生の中で、私にとって最大の試練でした。そしてこのニュースも書けなくなりました。今後、普通に働く事も生活することもできなくなるのではないかと、1か月位は落ち込んでいたかもしれません。お客様にも会社にも家族にも迷惑をかけてしまいました。ただ、時間の経過とともに病気と戦う勇気が生まれ、何とか治療をしながら働く事もでき、2回ニュースをお休みさせていただきましたが、それ以降は書き続けることが出来ています。この時期に私の事を支えて下さった皆様には感謝しかありません。治療でつらい時期もありましたが、得られたものもまた大きいと感じております。この経験も糧として、今後も川島不動産ニュースを発信していきたいと思っておりますので、拙い文章であることはお許しいただき、ご参考にしていただければ幸いでございます。良いお年をお迎えください。  塩田 了丈  

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