日本の人口と外国人【2023-03-13更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産

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日本の人口と外国人
2018年5月のニュース

日本の人口と外国人vol.123

 総務省が4月13日に2017年10月1日時点での人口推計を発表しました。それによりますと、全国の総人口は1億2670万6千人で、前年比22万7千人(0.18%)減と7年連続で減少しているとのことです。少子高齢化の問題は何年も前から言われておりますので、別に驚く数値でもないとは思います。興味深いのが、社会増減(入国者数-出国者数)でプラス15万1千人ということです。また、日本人・外国人の別では、日本人は4千人増で7年ぶりの社会増、外国人は14万7千人増で5年連続の社会増で、増加幅は年々拡大しているとの事です。

 日本の人口は2010年にピークアウトしております。また、世帯数も2019年がピークと言われております。今が2018年ですから来年が世帯数のピークと言われる年です。世帯数がピークと言っても、単身世帯も増えておりますので、数年前から住宅が売れなくなってくるだろうと言われておりました。ただし、少なくとも八千代市においては、そのような状況はないように思われます。その理由としては、外国人による購入が増えているからなのですが、上記、社会増の数字を見ると納得できるとも言えます。

 最近、外国人が増えたと感じる人は多いのではないでしょうか。ひと昔前は、少なからず偏見があったと思いますが、今では外国人を見ても何も感じないというか、当たり前という感じになってきているのではないでしょうか。弊社に来店される外国人も増えております。また、以前はお断りされる家主様も多かったと思いますが、今では理解して頂ける方も増えてきておりますし、保証会社の入居審査に関しても、寛容になってきております。特に賃貸物件で言えば、もし外国人を受け入れなかったならば、大変な空室になっていたと思われます。

日本の人口減少問題においての一つの解決策として、移民の受け入れがあります。アメリカはそれこそ移民社会であり、トランプ大統領になって制限が問題になりましたが、基本的には全てを受け入れ、大国となりました。ただし、言うは易く行うは難しです。日本は島国で、それが功を奏し海外から長く侵略されなかった歴史があるのも事実ですが、そうであるが故に、外国人を受け入れる文化が根付いていないのも事実です。しかしながら、外国人抜きでは、経済が成り立たなくなっている部分があるのも事実ですし、労働者としても必要不可欠です。まだまだ、偏見をもつ人も多いとは思いますが、支えられている側面もしっかりと認識しなければなりません。

塩田了丈


 

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