時代の変遷【2024-11-10更新】 | 八千代市・佐倉市の不動産のことなら川島不動産

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2024年10月のニュース

時代の変遷vol.198

 弊社におきましては、9月に1人、10月に1人、新しい仲間が加わりました。入社したばかりですので、至らないところがあるとは思いますが、皆様のお役に立てますよう、一生懸命頑張っておりますので、温かく見守っていただければ幸いでございます。

 当たり前ではありますが、私が入社した頃と比べると時代はものすごいスピードで変遷しております。もう20年以上前の話になりますが、インターネットはありましたが、まだ誰でも使っている時代ではありませんでした。特に私はコンピューターに疎く、また、パソコンも持っていなかったので、インターネットカフェでキーボードの打ち込み練習をしておりました。その当時は分からなかったですが、ちょうどITバブルが崩壊した頃になります。社会に出ていないと、1990年代のバブル崩壊もそうですが、ニュースではなんとなく耳にしていましたが、どこ吹く風というような感じでした。自分が働く事に精いっぱいだったと思います。今思えば、その当時グーグルやマイクロソフトの株を買っていれば、結構な資産を築けたかもしれません。もちろん買うお金はありませんでしたし、先見性もありませんでした。

 そして、経済状況も大きく変わっております。私の頃はそれこそデフレでした。モノの値段が下がっていたということであります。単純に考えれば消費者にとっては良いことですが、結局は自分に跳ね返ってきます。価格が下がるという事は、会社の売上、利益が下がります。その結果、サラリーマンの給与は減り、その循環が続けば会社経営にも良くありません。当時あまり実感はありませんでしたが、日本はバブル崩壊以降、ずっとこのデフレに苦しめられてきたわけです。

 コロナが過ぎ、今やインフレの時代を迎えております。実際、モノの価格は間違いなく上がっています。電気、水道、ガス代は言うまでもないですが、昼食でお世話になっているコンビニの弁当等も50円以上は高くなっている気がします。ディズニーランドには長いこと行っていませんが、今や入場料で1人1万円近くお金がかかると聞きます。価格が変わらないものもあるかもしれませんが、量で調整している品も多いでしょう。反面給与も上がっていて、求人募集の給与条件は、私の入社した頃に比べれば大分上昇しております。半分冗談で羨ましくも思いますが、結局モノの値段が上がってしまえば、変わらないという事にもなりますし、社会保険料の負担は間違いなく上がっていて、今後も下がることはないと思われます。

 インフレと言えば、お金の価値が下がるという事ですから実物資産を買ったほうが良いという事になります。デフレ下であれば、逆にお金の価値が上がるという事ですから、超低金利といえども、実質金利は上がるので、銀行預金のようにお金を寝かせておいても良いという事になります。そう考えると、インフレの今は投資という事にはなると思うのですが、世の中には不動産投資に限らず怪しい投資話がごまんとあります。不動産会社に身に置くものとしては、不動産の購入や売却を少しでも多くお手伝いさせていただきたいですが、最終的に決めるのはお客様であり、私共は良きアドバイザーとして情報提供及び問題解決ができればと思っております。       塩田了丈

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